金ケ崎人の集い開催される

金ケ崎人とその仲間たちが集う

 10月28日、金ケ崎人とその仲間たち総勢100名(高橋町長はじめ町関係者25名、近隣故郷会関係者14名、会員61名)が、八重洲富士屋ホテルに集った。会場は、懐かしい故郷の話題や、仲間たちと近況報告し合う楽しげな声で満ち溢れた。

 特別ゲストとして、今春、旭日単光章を受章された及川ユキコ様や、金ケ崎城主の一族である大町慶子様と甥の大町謙介様、前副知事で、現在岩手銀行常勤監査役の宮舘壽喜様にもご出席いただいた。及川ユキコ様には、会員を代表して、福島則子副会長より受賞のお祝いとして、ささやかな花束を贈呈した。

 今年のアトラクションでは、BB3とトライアングル2つのグループ(伊藤優子副事務局長の友人たち)による踊りが披露された。数年前にメンバーの一人が金ケ崎の夏祭りに参加したこともあり、今回は、金ケ崎人を励ますために出演してくれた。トライアングルによるベリーダンスでは、健康美と濃艶な美しさを兼ね備えた踊りに圧倒され、場内が熱気に包まれた。会場を一周して踊り退場したときには、会場から惜しみない拍手が沸き起こった。BB3による、躍動感溢れるヒップホップダンスには、ジェネレーションギャップを感じながらも、リズミカルな音楽に大いに若がえった様子で、自分なりに体を動かしながら見入っていた人も多くいた。「久しぶりに若さというエキスをもらった」という会員の声も聞かれた。  

  懇親会では、『みんなで踊ろう・元気・金ケ崎』(よさこい踊り)をBB3とトライアングルの皆さんがリーダーとなって、一緒に踊った。また会歌『ふるさとは夢の中』斉唱の後、参加者全員で手をつないで輪になり、『北国の春』を全員合唱して閉会となった。

  

岩手県知事 達増 拓也 様からのメッセージ

金ケ崎人の集いの開催、まことにおめでとうございます。

みなさまご承知の通り、本県は、三月十一日に発生した東日本大震災津波により、

沿岸部を中心に未曾有の被害に見舞われました。改めて、被災されました皆様に

対しお見舞い申し上げますとともに、復旧・復興にあたり、様々な形でご支援・

ご協力いただいておりますことに対し深く感謝申し上げます。

県では、八月に「いのちを守り 海と大地と共に生きる ふるさと岩手・三陸の創造」を目指す姿に掲げ、「岩手県東日本大震災津波復興計画」を策定し、地域の

復旧・復興に向け全力で取り組んでおります。また、本年六月には、「平泉の文化

遺産」がユネスコ世界遺産に登録されました。「平泉の文化遺産」を人類共通の

貴重な宝としてしっかりと保全するとともに世界へ発信してまいります。

皆様には、今後とも、故郷との一層の交流を深められるとともに、皆様の知識や経験

を「ふるさと岩手」の応援に活用いただきますようお願いいたします。結びに、皆様

並びに在京金ヶ崎人会の今後益々のご活躍、ご発展をお祈りし、お祝いといたします。

                          岩手県知事 達増 拓也

 

                    お届け日 平成24年10月22日午前